クライアントインタビュー 株式会社アカセ木工 様

株式会社アカセ木工 様
管理部 間(あいだ) 次長

 

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今回の取組みで、会社の理念「一人一創造」が従業員130名の心の軸になりました。

 


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株式会社アカセ木工 様

岡山県笠岡市で創業し、今年で創業53年を迎えました。主力ブランドのマスターウォールでは、ウォールナット材の無垢材を使用し、本物の家具を永く、大事に使っていただけるように、また100年後の人たちにも愛着をもって使っていただける本物の家具作りを目指しております。(HPより) 


 

Q1: このたび、なぜ人財育成に資金投入しようとお考えになったのでしょうか。

弊社が創業50周年を迎えて、世代交代を考えたとき、次の新しい時代を創ってくれる人財を、今から育てていかなければいけない。大げさではなく、危機感を持ちました。と言いますのも、わたくしどもは、木、木材を原料としたモノづくりが商売です。良き原木がなければ、良き商品も仕上がりません。木は、土地に根ざして何十年で本物になるものです。ですから、人も木のように、根気強く育て上げる、木材のように磨き上げることを重んじているので、人育ても、時間とお金をかけて大切に育て上げるという姿勢なのです。
人育ては、すぐには結果が見えない。
先立つものが無ければ、人財育成に資金投入もできない。ジレンマがありました…。

 

Q2: そういった背景があるため、アカセ木工様は、従業員の人財育成を重んじていらっしゃるのですね。

そうなのです。ただ、どんなに理想があろうとも、先立つものが無ければ、人財育成に資金投入はできません。恥ずかしながら、我が社は、今でこそ財務体質がよくなりましたが、一時は、国内でも婚礼家具の需要の落ち込みで、弊社の売上も激減した時期がありました。しかし、こうして乗り越えてきた今だからこそ、次の時代を見据えたときに、人財育成は当社として必須の重要事項だと考えました。人財育成は、私が社長から任されている最重要課題です。ですから、私が社長へ進言し、今回の次世代リーダー育成プロジェクトが立ち上がったのです。

 

Q3: 今回のように外部の指導者による人財育成の取組みは、社内でも初めてだと伺いました。
それにしても、受講された16名の次世代リーダー皆さんは、大変高いモチベーションでしたがそれも、何か社内であったのでしょうか。

はい、メンバーを私が直接、個別面談して選別したからだと思います。理由は、今回の連続講義は、弊社では初めての資金投入の人財育成ですから、ムダな経費をかける気は一切無いという会社の姿勢を伝えたかったからです。
面談は、役職のある者を中心に一人一人に聞きました。
「厳しい講師による研修期間は半年間。かなりの負荷がかかるが、受講の意思があるかどうか」
受講すれば、次世代のアカセ木工を担う人財として、自分が成長できる。
受講したくないと意思表示をしても構わない。それも一つの選択だ。会社は、受講したくない人に機会を与える、資金投入する余裕は無い。2つに1つ。自分で決断して下さい。」
と伝えました。すると、定年退職まであと数年という人で「このままでいいです」と言った人もいますし、今は役職なし、部下なしの若手社員でも「受けたいです!」と自ら希望した人には、今回受講してもらいました。
これは予想していなかったのですが、この若手社員は、現在も役職無しですが、学んだことを活かして、職場では立派にリーダーシップを発揮し、周囲を巻き込んで仕事に励んでいます。年上社員や同期の仲間にも、良き刺激になっています。

 

Q4:今回「ミッションツリー®プロジェクト」を実施されましたが、取り組んでいる最中の様子、製作後の職場の変化などは、いかがでしょうか。

繰返しですが、今回の研修受講者のモチベーションは全員が高かったので、最初から「面白そうだ!」よしやろう!」という気運でした。しかし、日々の業務があるなかで、パート、アルバイトも含めて全員という課題は、気が萎えたときもあったと思います。
しかし、本当に頑張っていましたよ。河村先生に見えないところで、彼らが自発的に取り組んでいました。
我が社は社長室がなく、社長がデスクで働く姿を皆が見ています。その社長、専務、常務の姿を見て(会社の大事なお金を投入して私たちを成長させてくれているのだ)と感じていたと思います。
せっかくだから、6か月研修の成果物として、弊社理念「一人一創」を具現化したもの、見える化したものを製作したいと、ニューリーダー16名が思いを1つにしたのだと思います。

 

Q5:それは、私も感じていました。147名全員の思いのメッセージと顔写真を集めて、ミッションツリー®を製作するのですから、16名の気概と本気さが一目瞭然ですよね。さて、その後の組織内の変化など、いかがでしょうか。

社内コミュニケーションがスムーズに、さらに活性化したと感じます。というのも、従業員130名の規模ではございますが、面識のない者もいます。その時に、ミッションツリー®を見たら、顔写真とその人の思いが書かれていますので、親近感がわくのですよね。特に、本社の人間が、地方のショールームで働く店長、パートさんと電話で話す時とかに、共にアカセ木工に勤める同志という仲間意識が芽生えますね。数字的にも効果があり、新人の職場定着率の向上、採用コストの軽減があきらかです。
そして、多くの職場では、お互いを理解し合う風潮が芽生えて、コミュニケーションの活性化と相互尊重が芽生えたと言っています。これは、仕事の連携がしやすくなったということですから、ヒヤリハットの軽減、仕事の効率化にもなっています。
あと、そうそう!社長のデスクの後ろに飾っています。

 

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社長が言うに「背中にミッションツリー®があることで、従業員全員「一人一創」の思いの一致。経営者としての責任を背負ってる」と嬉しそうに言っていました。

 

Q6:貴社へ参りますと、藤井社長はもちろん、皆さんが本当にイキイキ、ニコニコ、キビキビ仕事をされていますよね。モノづくりに誇りを感じているのが、体から溢れていると感じています。
では、最後に、今後 河村晴美に期待することは、どのようなことでしょうか。

河村先生にお願いしたいことは2点です。
1つめは、すでに着手して頂いていますが、製造部門にも、ビジネスマナーを徹底指導してもらいたいということです。
と言いますのも、2014年に本社と本社工場を改築しました。ありがたいことに、外部のお客様が工場見学にいらっしゃって下さいます。その際に工場見学を案内する者、工場で働いている製造部門の者の立ち居振舞いは、きちんとしていなければ、せっかくいらして下さったお客様が、イヤな気持ちになってしまいますよね。何よりアカセ木工としてのブランドとして一貫性がありません。ですから、製造部門の者にも、ビジネスマナーの徹底指導で外部のお客様へ、商品のみならず、従業員の立ち居振舞いからもご信頼頂けるように指導してもらいたいです。
そして、もう1つは、外の情報を色々運んできて頂きたいです。「アカセ木工の常識は世間の非常識」これだと今は事業経営がうまくいっていますが、途端に立ち行かなくなります。ですから、世間の常識、ビジネスヒントをどんどん運んできて頂き、アカセ木工の悪しき習慣を遠慮なく、指摘して改善して欲しいです。

 

かしこまりました。ご要望に沿い、貴社のブランドを高めるために、さらに社会からご信頼が厚くなりますように、これからも、なお一層厳しく指導させて頂きます。ますますの発展を一緒に創り出しましょう。

式会社アカセ木工ホームページ
http://www.akase.co.jp/

 



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